声で家電操作!アレクサとGoogleホームをNature Remoなどと連携した実例を紹介
スマートディスプレイを買いました
この記事では、私自身の具体的なユースケースを提示することで、生活の中で実際にどう使うことができるのかを伝え、 購入を検討している方の参考になればと思っています。 また、アプリの外観も頻繁に変わりますので、2020年5月現在の情報として載せておきます。 もし時間が経ってからこの記事を読まれている場合、お気をつけください。
現在使用しているスマートデバイスと家電
- Nature Remo mini
- テレビ
- エアコン
- シーリングライト (電気)
- オーディオ (テレビ連動)
- TP-Link Kasa
- Tile Slim
- iPhoneを鳴らす
- 財布を鳴らす
- Qrio Lock
- 玄関ドアの鍵
実際に使う音声コマンドの一覧
- アレクサ、テレビつけて
- アレクサ、テレビをミュート
- アレクサ、エアコンつけて
- アレクサ、電気つけて
- アレクサ、ランプつけて
- アレクサ、扇風機つけて
- アレクサ、タイルでiPhoneを鳴らして
- アレクサ、タイルで財布を鳴らして
- アレクサ、鍵をしめて
アレクサ(EchoShow)は、Nature Remoと連携したあとその存在を気にする必要はありません。
NestHubについては、特別なアシスタントが間に入る Nature Remo と Tile でひと手間加えると呼びかけを短くできます。 ルーティンを使って実現します。
こう言ったとき… | Googleアシスタントによる操作… |
---|---|
エアコンつけて | ネイチャーリモを使ってエアコンつけて |
エアコン消して | ネイチャーリモを使ってエアコン消して |
iPhone どこ | タイルを使ってiPhoneを鳴らして |
財布 どこ | タイルを使って財布を鳴らして |
※「こう言ったとき…」には、NestHubに表示されるように記述することが重要です。
「財布 どこ
」には間に半角スペースが入っています。ひらがなや漢字も表記を合わせる必要があります。
もしうまくいかないときは、この辺りを見直してみましょう。
また、NestHubは「でんきつけて」ですべての照明家電を動作させます。 これを回避するには、動作させたくない照明をNestHubをおいている部屋とは別の部屋にあるものとして設定すると回避できます。 もしくは、元の制御しているアプリ(Kasaなど)で照明アイコンから違うものに変更します。
YouTubeの再生・手元の端末からキャスト
手元のPCやiPhoneで再生しようとしたYouTubeビデオを、NestHubで再生させることができます。 一時停止や10秒送りもそのまま手元の端末で操作することができます。素晴らしい! これは Chromeキャスト があればテレビでもできることなんだと思います(持ってないけど)。
NestHubを買おうと思ったのはYouTubeの再生端末としての期待からでした。 手元のMacBookで動画再生・BGM再生までやっているとウィンドウ移動が大変で負荷も心配だったので、 その辺りが改善できるといいなと思っています。
上図のとおり、EchoShowにはキャストができません。EchoShowの中にブラウザがあるので、 YouTubeにアクセスし動画を再生することもできますが、NestHubの利便性には敵わないですね。
なお、NestHub・EchoShowともに、それ単体だけでYouTube内を声で検索して候補を選んで再生するのは難しいです。 作業BGMのように、とにかくヒットした動画を何でもいいからおすすめのとおりに再生してほしい、というようなケースでは便利です。
呼びかけ後の反応の違い
『(ウェイクワード)、エアコンつけて』 と呼びかけると、表示上はこの写真のとおり違いがあります。
EchoShow - 「アレクサ」 - (ブォン) - 「エアコンつけて」 - (テトゥン)
NestHub - 「OK グーグル」 - (ピコッ) - 「エアコンつけて」 - (ピコッ) - 『エアコンを冷房28度にしました』
家電の操作については、短い音による応答があれば充分。 EchoShowは後述の「短い応答」に設定しているので、ストレスのない応答にできていますが、 NestHubは大変しつこいです。これは調べても設定で変更することができませんでした。
設定の補足
※ Nature Remo のほか、 Tile も同じ方式でした。
短い応答
Amazon Alexaアプリ
設定>音声による応答>シンプル応答モード
Google Homeアプリ
(できない…?)
呼びかけ時の音の設定方法
Amazon Alexa (ブォン)
アプリ>設定>デバイスの設定>Echo Show>デバイスの設定>サウンド>「リクエスト開始時」「リクエスト終了時」
Google Home (ピコッ)
アプリ>「家」の中にある設定ボタン>ローカルデバイス>Nest Hub>ユーザー補助機能>「開始音の再生」「終了音の再生」
NestHubの液晶
公式には「LCD タッチスクリーン ディスプレイ」のような記載しかありませんが、コントラスト性能が良いのでしょうか、 黒い部分が目立たず白い部分がはっきり見えます。暗いところでのたたずまいが良くて、EchoShowより見やすいです。 写真で見てもわかるように、NestHubのほうがはっきりしていますが、まぶしいわけではないです。
発売時期はどちらもそんなに差がないようです。 EchoShowについては新しい Echo Show 8 が発売されているので、良くなっているかもしれません。
iPhone ウィジェット ショートカット
声じゃなくてiPhoneから操作したくなることもあります。 「ショートカット」アプリで作った操作を、こんな感じにウィジェットから使うことができます。 このスクショではNature RemoとTP-Link Kasaが見えていますが、こうしているのは 外出先からも操作できる ためです。 Googleアシスタントもショートカットアプリを通してウィジェットを作成することができます。アレクサは見つけられませんでした。
アレクサとGoogleホームを比較
- アレクサ (EchoShow5)
- Googleホーム (NestHub)
おわりに
どちらも使おうと思います。