RSSをフィルタするWebサービスを作りました
一部でざわついている iOS 9 のアドブロック界隈を横目に、自分の情報収集ルーチンを効率化しようと RSS の フィードをフィルタリングする Web サービス『 RSSフィードフィルタ 』を作りましたのでご紹介します。 「自分のために作ったものを、みんなにも使ってもらえるようにした」という背景があります。無料です。
※ 現在「サービス試運転中」としています。
機能
- 実装予定
- 「広告をミュート」を選べば裏で自動判定してミュート
- URL前方一致でミュート(ライブドアブログとか向け)
- ミュート対象だけどあまりにも人気のときはミュート解除
- すべてミュートして特定のキーワードだけピックアップ
ターゲットユーザ例
- RSS で情報収集している
- Feedly, Reeder を使っている
- はてなブックマークのホッテントリをチェックしている
- はてなブックマークのコメントをチェックしている
- ニュース系フィードのノイズ処理に嫌気が差している
ミュートの様子
サンプルとして頻出キーワード「ニュース」を設定してみた例です。 画面下部のプレビューで取り消し線がかかっているものがミュートされた記事です。
アピールポイント:「ユーザ登録不要」
Webサービスをちゃんと作って公開したのは初めてなのもあって、一番心配だったはセキュリティでした。 ならばいっそのこと、ユーザ管理をやめてパブリックにしてそれを分かった上で使ってもらうのがベターという結論に至りました。 ログイン不要で、どなたでも作成・編集ができますが、URLがわかれば他人でも設定内容が見えてしまいます。 他人からの編集をブロックしたいとき向けにパスワードを付けられるようにしました。
アピールポイント:「ホッテントリに強い」
iPhone の RSS リーダアプリは Reeder がおすすめです。このアプリでホッテントリの フィードを表示すると、下の画像のようになります。
https://itunes.apple.com/jp/app/reeder-2/id697846300?mt=8&uo=4&at=1001l8nb
左がふつうにフィードを登録したときで、右がフィルタを通して登録した表示です。 すごく細かいけど、毎日のこととなると左の画像のようなことが面倒なんですよね。 なので、ホッテントリだけはちょっとだけ構造をアレンジしています。
それから、一覧の時点でブックマークカウントを表示したり、ホッテントリ以外の RSS フィードでもはてブのページに飛べるようにしました。
技術的な話
- Sinatra で作り始めて少しずつ肉付けするアプローチ
- Heroku
- CSS は Bootstrap と Primer (GitHubのスタイル)
- 登録フォームの実装が雑
- 大したことをしていないので jQuery で済ましてる
- UI を作りこんで New / Edit / Delete 画面を作ったら Rails でいいじゃん感が出た
じつは Feedly をゴニョるやつも作ってある
Feedly には API が提供されているのですが、これがいろいろとできて便利なのです。 しかし、 どうやら Reeder のような iPhone アプリ向けのようで、Web サービスでは使えないっぽいです……。 興味がある方はこちらを眺めてみてくださいね。